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ずっと犬と暮らしてきました。
犬に色々なことを教わりました。
私にとって犬との暮らしは、当たり前のことでした。

人間同様シニアになると、病気や介護という問題に直面します。
でもそれは大変なことではなく、たただた愛おしい時間・・・。
神様からいただいた、奇跡のような時間です。

「こんな素晴らしい時間があった、そのことを残したい」という気持ちが私を突
き動かしています。
シニアでなくても同じです。
毎日を大切に暮らすという当たり前のようでなかなかできないことを、犬たちは
目の前で簡単にやり遂げ、私たちに教えてくれています。

彼（彼女）らは私たちより先に旅立ちます。
誰もがそのことをわかっていながら、喪失の苦しみは想像を絶するものです。
ですが、いつかその最愛の相手を失っても「本当に素晴らしい日々だった」と、
自然と笑顔になれるような、そんな写真を残したいと思っています。

私たちは歩き続けます。
過去も現在も未来も、ずっと愛おしい犬たちと共に。