エリオット・アーウィット写真展 [フィルム]
エリオット・アーウィット写真展 ~愛しのイタリア~ を見てきました。
アーウィットの作品には笑いと哀愁が絶妙なバランスで備わっていて、見る人に何かを
感じさせる、想像させる力があると思います。
モノクロだから尚更でしょうか。
そして写真はプリントすることが大事だってことを改めて強く感じました。
... 人によって環境が異なるモニタ上では表現が変わってしまいますからね・・・。
素晴らしいプリントを前に、グレーの奥深さ・大切さを実感。
実は昨日、久しぶりにフィルムカメラを持って出かけました。
正直“何かあったら撮影してみよう”くらいの軽い気持ちでいたのですが、フィルムカメラ
だと軽い気持ちではシャッターボタンは押せません。
(あ、これはあくまでも私の場合)
特にあまりフィルムを持って出なかったので、一枚撮るのに悩んで悩んで、結局シャッター
を切れなかったり。
デジタルが悪いというわけでは決してないのですが、ちょっとだけ便利さに甘えてしまって
いる自分がいるのも確かです。
初心に帰れ、と言われたような気がしました。